12月≪ 2009年01月 ≫02月

12345678910111213141516171819202122232425262728293031
--.--/--(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑
2009.01/26(Mon)

事務所準備はなかなか

机を購入してから1週間。棚らしきものが一つもないので、荷物は片付かず。
インターネットの工事は2月9日になるとのこと。電話も同じ日ということで、本格的にこの事務所で仕事をするのは2月中旬からになりそう。

今日は昭島・西多摩公演担当のryouさんと事務所の備品を調達に行く。
会議用の折りたたみ机二つ、キャビネット、プリンター、など色々物色。
中でも厚手の資料を留めるホチキスはこれから大いに活躍しそうだ。

しかしこれら物品も、諸事情で事務所に運び込まれるのは2月過ぎになる。

ムツゴロウ小屋本格始動は2月中旬だな。

でも、2月2日 すっからかんの部屋で事務所開きをやります。
スポンサーサイト
16:27  |  ムツゴロウ通信  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑
2009.01/26(Mon)

由美子&みゆな報告~その③


<干潟>
 お昼の牡蠣焼きはおいしくて、とても楽しい時間でした。干潟の水をぬいてす
ぐの時、泥土の上はぎっしりの貝で真っ白だったそうで、こんなに貝がいたのか
と驚いたと時津さんも言っておられました。牡蠣も今はなかなか獲れなくなっ
て、佐世保や大村のものが多いそうです。後で立ち寄った大良漁港も、蟹名物の
旅館や店がたくさん並んでいましたが、今は蟹が獲れなくなってしまい困ってい
るそうです。
 食後、潮受け堤防の上の湾を分断する道路を車で走りました。テレビでも何度
も見たギロチンの部分も含めて約1.2キロメートルの潮受け堤防の上が、今は道
路になっています。その外側が諫早湾、内側が調整池です。調整池の水質はあま
り良くならず、貝やムツゴロウたちの自然浄化作用がなくなったのだから当然な
のですが、農水省は頭が痛いところなのだそうです。
 それから夕方の引潮に合わせて佐賀の側にある干潟に連れて行ってもらいまし
た。堤防を降りて行くと、そこに見えた風景は、何と美しかったことでしょう。
なめらかな泥のひだが夕日に光りながら沖へ続いていました。浮き桟橋の先まで
行って泥を触ってみると柔らかく、暖かく、娘を生んですぐにまだきれいに拭い
てもらう前に触った新生児の触り心地を思い出しました。みゆなは「この中でム
ツゴロウさん冬眠してるの?暖かそうだね。」と言いました。
 その後、時間のない中、時津さんが見せたかったという河口の干潟も見せても
らうことができました。ゆるやかな泥の曲線が海に向かって行く景色はやさし
く、とてもすてきでした。「昔は諫早に流れ込む川の河口はみなこんな風景だっ
た。この景色が私は一番すきなんだ。」と、時津さんは言っておられました。時
津さんのお話で、私が一番心に残ったのは、「ムツゴロウのいるあのすばらしい
干潟の風景は、土地の人には当たり前のもので、よそ者の自分が何を言うかと
思っているかもしれないけれど、よそ者だからこそわかる価値がある。」と言わ
れたことです。東京の何の関係もない私たちが、諫早のミュージカルをやること
に、何だかイメージが湧かないような、少し胸にひっかかるものがありました
が、その言葉が勇気をくれました。そして、日没近くに見た夕日に光る干潟のや
さしい風景を愛おしいと思えたことで、胸のひっかかりが消えていきました。
 時津さんと車を同乗したおかげで聞くことのできたことを、みんなに伝えたい
という思いで長文になってしまいましたが、そのわりに思うように書けませんで
した。とりあえずこのくらいにしておきます。
 最後に、お土産にみんなで買い占めたかけしょうゆの簡単レシピを一品。
<油揚げのふりかけ>
油揚げを小さな5センチ以下のダイスに刻み、乾煎りして、かけしょうゆを回し
かけ、更に香ばしい香りが立つよう少し焦がすように煎る。火を止め、炒り胡麻
を混ぜて出来上がり。ふりかけとしてご飯にかけたり、豆腐にかけたり。日持ち
もいいですよ。
16:17  |  諫早レポート  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2009.01/26(Mon)

由美子&みゆな報告~その②

<2日目・干拓地>
 2日目は諫早湾の見学。私の乗せてもらった車に時津さんが同乗されたので、
車中でいろいろなお話を伺うことができ、随分得をしてしまいました。
 ホテルを出発した時は雪が舞っており、出島バイパスを通って諫早へ向かいま
したが、トンネルから出る度に雪がひどくなり、雪国のように粉雪が横に舞い上
がる吹雪でしたが、いくつか目かのトンネルを抜けると明るく日が射し、諫早は
うそのように晴れていました。5年前に開通した出島バイパスは長いトンネルが
いくつもいくつも続く、山を貫いて通された道で、これだけのトンネルを掘ると
大量の土が出ます。それを使うために湾に埋立地を造り、使い道がないので美術
館とAIGコールセンターを誘致したのだそうで、大きな立派な建物が建てられて
いました。
 干拓地を見渡せる場所に着き車を降りると、想像もしていなかった広い広い農
耕地がはるかかなたまで続き、ポツン、ポツンと小さく見えるのは給水ポンプと
排水塔だけでした。給水ポンプの建物は自然との共生を意識した建物だと聞き失
笑してしまいました。そうそう、私は干拓地と埋立地がごっちゃになっていまし
たが、干拓地は潮止めにより水をぬくだけで、埋立地のように土は一切入れない
ということを時津さんの話で初めて知りました。干拓地の中を車を走らせなが
ら、道の両側のだだっ広い農耕地を見ていると、農作物も見えているのに、ふる
さとの田舎の農村にある田園風景とは全く違う、冷たいよそよそしさを感じまし
た。人家も小川も小山もないこの農耕地には人の匂いがしないからかなと、まり
姉さんや野崎さんと話ました。車の中からチョウゲンボウが小動物を狙って舞い
降りるのも見え、確かに生き物はいるはずなのに、何故かその息づかいさえ感じ
られないのでした。
 観光地化を進めているそうで、そのための施設のボーリング工事が行なわれて
いる横に案内板が建てられ、環境保全型の事業を強調したいのか、新しい生態系
が生まれていることを誇らしげに、野鳥やカヤネズミやイタチの写真が掲示され
ていました。
 干拓地と調整池の間には、干陸地と呼ばれる背の高い葦の原が、これまた見渡
す限り広がっていました。ここはもし開門したら干潟に戻る可能性のある土地で
す。見晴し台から眺めながら、一日も早く開門が実現すればいいのにと思いました。
 車に戻る途中で何か土色の猫くらいの大きさのものがさっと草の間に逃げて行
くのを見ました。いたちだったのでしょうか。ふっと、ここがまた干潟に戻った
ら、今ここで暮らす新しい住人たちはまたどこかに逃げて行かなければならない
のかなと思いました。・・・人間の勝手。
 干拓農地の土の中には今も貝殻がたくさん混ざっていましたが、貝殻がごろご
ろしている砂浜とは違って、黒い土に白い貝殻が混ざっている様は貝たちの墓地
のようで、その上にタマネギなどの作物が育っている眺めは何か奇妙でした。そ
の土質はリンやカルシウムが豊富で窒素だけ補えばよく、農作にはとても良いの
だそうです。干拓地の農業の難点は、水質と、海からの風だということでした。
作物は飼料用が全体の1/3だそうです。(つづく)
16:14  |  諫早レポート  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2009.01/26(Mon)

由美子&みゆな報告~その①

<1日目・原爆資料館>
 諫早出発の前日、みゆなが熱を出し、そのまま高熱になれば参加断念かとも思
いましたが、朝までには下がったので2人で参加することができました。いつも
より少し元気がないみゆなでしたが、本当に行けてよかったと思っています。
 1日目は、原爆資料館を見学。みゆなにはまだ刺激が強いかとも思いました
が、ロラに参加したことで戦争というものを知り、子どもなりにいろいろ考える
経験をしたので、折角の機会だと思い見せることにしました。入口すぐのところ
から展示される被爆者や被災地の写真や遺品などに驚き質問してくるので、説明
しながらしばらく見ていきましたが、「見ていたら気分が悪くなってきた。吐き
そう」と言い出しました。後は抱っこして足早に回って外に出ましたが、車に戻
るとポロポロ泣き出し「みんな死ななければよかったのに・・・。」と。「そう
だね。あんな爆弾は落とさなければよかったね。戦争しなければよかったんだ
ね。もう二度といやだね。」その時まり姉が「だからみゆなはロラもやったし
ミュージカルでみんなに伝えてくんだよね。」と言ってくれたことを、夜、ベッ
ドの上で思い出したように言っていました。夕食の時には、時津さんに「ムツゴ
ロウさんは原爆の時みんな大丈夫だったのか聞きたい。」と言うので「どうし
て?」と問うと、原爆資料館でジオラマに被害の範囲が広がっていくのを光で示
す展示を見た時、海の方も赤くなってたからと言うのです。私は思いもしなかっ
たので、そんなことを考えながら見ていたことに驚きました。気分が悪くなって
も、涙が出ても、この日みゆなが見たこと感じたことは、いつか忘れてしまった
としても、大きな何かを彼女の中に残してくれたのでないかと思います。(つづく)

16:12  |  諫早レポート  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑
 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。