10月≪ 2017年11月 ≫12月

123456789101112131415161718192021222324252627282930
--.--/--(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑
2009.01/26(Mon)

由美子&みゆな報告~その②

<2日目・干拓地>
 2日目は諫早湾の見学。私の乗せてもらった車に時津さんが同乗されたので、
車中でいろいろなお話を伺うことができ、随分得をしてしまいました。
 ホテルを出発した時は雪が舞っており、出島バイパスを通って諫早へ向かいま
したが、トンネルから出る度に雪がひどくなり、雪国のように粉雪が横に舞い上
がる吹雪でしたが、いくつか目かのトンネルを抜けると明るく日が射し、諫早は
うそのように晴れていました。5年前に開通した出島バイパスは長いトンネルが
いくつもいくつも続く、山を貫いて通された道で、これだけのトンネルを掘ると
大量の土が出ます。それを使うために湾に埋立地を造り、使い道がないので美術
館とAIGコールセンターを誘致したのだそうで、大きな立派な建物が建てられて
いました。
 干拓地を見渡せる場所に着き車を降りると、想像もしていなかった広い広い農
耕地がはるかかなたまで続き、ポツン、ポツンと小さく見えるのは給水ポンプと
排水塔だけでした。給水ポンプの建物は自然との共生を意識した建物だと聞き失
笑してしまいました。そうそう、私は干拓地と埋立地がごっちゃになっていまし
たが、干拓地は潮止めにより水をぬくだけで、埋立地のように土は一切入れない
ということを時津さんの話で初めて知りました。干拓地の中を車を走らせなが
ら、道の両側のだだっ広い農耕地を見ていると、農作物も見えているのに、ふる
さとの田舎の農村にある田園風景とは全く違う、冷たいよそよそしさを感じまし
た。人家も小川も小山もないこの農耕地には人の匂いがしないからかなと、まり
姉さんや野崎さんと話ました。車の中からチョウゲンボウが小動物を狙って舞い
降りるのも見え、確かに生き物はいるはずなのに、何故かその息づかいさえ感じ
られないのでした。
 観光地化を進めているそうで、そのための施設のボーリング工事が行なわれて
いる横に案内板が建てられ、環境保全型の事業を強調したいのか、新しい生態系
が生まれていることを誇らしげに、野鳥やカヤネズミやイタチの写真が掲示され
ていました。
 干拓地と調整池の間には、干陸地と呼ばれる背の高い葦の原が、これまた見渡
す限り広がっていました。ここはもし開門したら干潟に戻る可能性のある土地で
す。見晴し台から眺めながら、一日も早く開門が実現すればいいのにと思いました。
 車に戻る途中で何か土色の猫くらいの大きさのものがさっと草の間に逃げて行
くのを見ました。いたちだったのでしょうか。ふっと、ここがまた干潟に戻った
ら、今ここで暮らす新しい住人たちはまたどこかに逃げて行かなければならない
のかなと思いました。・・・人間の勝手。
 干拓農地の土の中には今も貝殻がたくさん混ざっていましたが、貝殻がごろご
ろしている砂浜とは違って、黒い土に白い貝殻が混ざっている様は貝たちの墓地
のようで、その上にタマネギなどの作物が育っている眺めは何か奇妙でした。そ
の土質はリンやカルシウムが豊富で窒素だけ補えばよく、農作にはとても良いの
だそうです。干拓地の農業の難点は、水質と、海からの風だということでした。
作物は飼料用が全体の1/3だそうです。(つづく)
16:14  |  諫早レポート  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

コメントを投稿する

ホームページ
コメント
パスワード  編集・削除するのに必要
非公開  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

この記事のトラックバックURL

→http://2009mutsugoro.blog79.fc2.com/tb.php/14-8711ab4f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。